• TOP
  • >
  • 麻高の歴史

麻高の歴史(ASAKO)

草創期(20周年記念誌より抜粋)
神奈川県教育委員会は、生徒数の急増に伴い昭和48年に県立高校新設百校計画を策定し、他の5校と共に県立高校70校目として、県央地区に神奈川県立麻溝台高等学校の開校を決定しました。
昭和49年に県立厚木南高等学校(現厚木清南高校)を仮校舎として開校し、第1回入学式が挙行されました。
間借りの開校という中で、1期生の生徒や教職員の苦労は大変なものがありました。
学校建設については、当時オイルショックの直後であり県の財政は悪化、その後も引き続き不況とインフレに悩まされる中、昭和49年3月に本校舎建設が始まり翌50年3月には本校舎A棟が、続いて6月にはB・C・D棟も完成、昭和51年には体育館が完成し、学校環境も一応整備され完成校となりました。
尚、校舎用地につきましては、志村牧場の志村廣吉様が県立高校のためならと麻高校地の95%もの土地を快く協力してくださいました。
開校3年目の昭和51年6月5日、新築成ったばかりの体育館に、多数の来賓のご列席をいただき校舎落成並びに校旗、校歌発表式典が盛大に挙行されました。
そして昭和52年3月1日には、第1回卒業式が挙行され1期生268名が巣立っています。

昭和51年体育館の工事完成直前の全景

昭和49年旧厚木南高校への通学の様子

昭和49年1期生は、現在の厚木清南高校(旧厚木南高校)へ間借りして、1年間厚木まで通学をしていました。当時の厚木南への通学の様子です。

昭和50年A棟正面玄関前

昭和50年1期生が入学し厚木南高校に通学して時、現在の麻溝台の高校敷地の工事が急ピッチに進められました。写真はA棟正面玄関前の工事の様子です。

昭和50年開校2年目麻溝台へ移転

昭和50年開校2年目にしてようやく、現在の麻高へ移転してきました。しかし校舎工事はまだ完成しておらず、工事が続く中での学校生活が始まりました。この写真は農業実習ではなく、ただ整地されたグランドを体育の授業として、当時の1期生2期生はグランド整備(石ころ拾い)を半年かけて行いました。


校舎落成並びに校旗校歌発表式典

昭和52年三学年が初めて揃った体育祭

3学年が初めて揃った体育祭です。正面に見える校舎は出来立ての新築です!現在麻高の伝統として広く認知されている、軍ダンスやデコレーション等は、草創期に軍単位の対抗戦や応援合戦、デコ等すでにその原型を生徒中心となって考え企画しました。参考になるものがほとんど無く、苦労の連続でした。

麻高での唯一の憩いのお店

開校当時は、とにかく田舎!北里大学と日産の工場が隣接して在るだけで、買い食するとしたら学校の入り口に在る、今は無き「升友商店」が唯一お店。部活の帰りには素通りして帰る事は無理!多くの麻高生にとって、当時流行のチェリオは立ち飲みは必死!また女子にはアイスが大人気で店の前でよく食べていました。

第1回 翔鵬祭(体育祭・文化祭)

翔鵬祭は創立5年目の9月に初めて体育祭と文化祭を合同して学校祭として開催されました。名称は校章に由来し「天翔る鵬の如き・・」をイメージし「翔鵬祭」に決まりました。


創立10周年記念式典

県相 VS 麻高 定期戦

平成4年頃より、相模原高校と麻高の生徒会が中心となり、毎年10月〜11月の土曜日を利用して運動部の対抗戦などを行い、交流を図ってきました。両校の各部活が勝負して、勝った部活が多い学校が優勝というルールでした。平成14年度から、学校週5日制に伴い伝統の定期戦も残念ながら廃止されました。

平成6年頃の通学風景

麻高生にとっては、自転車は学校生活に於いてもっとも重要なアイテムの一つです!
自然に囲まれた素晴らしい環境ではありますが、言い方を変えると辺境の地?とまではいきませんが、バス通学は北里大学の利用される方も多く、とても混雑します。また道も渋滞し予想以上に時間がかかる為、多くの生徒は自転車通学をしています。
朝の登校時間は、映画に出てくる様な自転車によるラッシュアワーの様子が見られるのも麻高文化です。


創立20周年記念式典


第21回 翔鵬祭 6軍から4軍へ

平成10年21回翔鵬祭から、生徒数の減少に伴い、いろいな意見が出る中、6軍から4軍体制になりました。6軍時代のイメージカラーが色濃く残らぬ様に検討し、4団→方位→色→四神と決定いたしました。当時はキトラ古墳が話題になっていたことも影響したかと思います。
軍の色は、朱雀=赤、青龍=青、白虎=白、玄武=黄に決定し軍の構成は、生まれ月別ではなく、学年を50音に並べ、順番に1.2.3,4,・・・と振り分けて軍を構成いたしました。

デコレーションも新たなデザインへ!

新たな軍として4軍となり、デコレーションのデザインにも大きな変貌を遂げました。


麻高創立30周年期

30周年記念紙の紹介

斬新な表紙のデザイン!時代を先取りする企画は流石麻高!
生徒が主役の素晴らし記念誌です!

創立30周年期の翔鵬祭(軍デコ)

大規模耐震工事の様子

工事期間は、2020年6月から2021年まで

耐震工事に伴いA棟の教室及び職員室等は、校庭の仮設校舎へ移動し、そこで学校生活を過ごしました。

 

A棟正門から見た様子

中庭から見た様子

仮設校舎の様子